米炊きの唄
炊飯器がない昔に、米をかまどで炊く方法が唄に乗せられて伝えられています。
はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな
内容を見ていきましょう
はじめチョロチョロ
火加減をちょろちょろと弱火で炊くことで、かまど全体を温めます。かまど内部はムラなく、どんどん熱をもって米を炊き上げます。
中パッパ
一気に強火にし沸騰させることでパッパと水分が外に出ようとかまどの蓋を押し上げます。
赤子泣いても蓋取るな
ジュージュー、パッパと音がなって赤ちゃんが泣いても、蓋を開けると熱が逃げて美味しい米が炊けないので、蓋を開けてはいけませんということです。
はじめチョロチョロ、中パッパ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて、ひと握りのわら燃やし、赤子泣いてもふた取るな
長いパターンのものもあります。このパターンは炊き方を更に詳しく唄ってますね。では内容を見ていきましょう。
はじめチョロチョロ
火加減をちょろちょろと弱火で炊くことで、かまど全体を温めます。かまど内部はムラなく、どんどん熱をもって米を炊き上げます。
中パッパ
一気に強火にし沸騰させることでパッパと水分が外に出ようとかまどの蓋を押し上げます。
ジュウジュウ吹いたら火を引いて
沸騰をしたら火を少しずつ弱め、沸騰を維持したまま炊き上げます
ひと握りのわら燃やし
最後にかまどの余分な水分を火力を上げることで飛ばします
赤ちゃん泣いてもふた取るな
ジュージュー、パッパと音がなって赤ちゃんが泣いても、蓋を開けると熱が逃げて美味しい米が炊けないので、蓋を開けてはいけませんということです。