ローストビーフ
イギリス王道メインディッシュ
ローストビーフはイギリスの王道料理で主にメインディッシュとして食べられます。日本では前菜で使われるのが多いですが、前菜からメインまで幅広く使える料理ですね。肉の塊を使用して作る料理なので、余ってしまってもサンドウィッチやカレーまたステーキやカツなど使い道が豊富なのが嬉しいです!
ローストだけど
本来はローストなのでオーブンでじっくり焼きますが、出来上がりの状態は旨味を閉じ込め一定の温度で火を通すことで中身が生の赤色でなく淡いロゼになっている状態に仕上げた料理がローストビーフですフライパンと出汁を使い作り方を紹介します。
作り方とアレンジ
ローストビーフ
使用材料
牛肉モモのブロック500グラム 香味野菜(キャベツ・人参・玉ねぎ)
塩胡椒・砂糖・醤油・みりん
下ごしらえ
野菜の皮を手で潰します。塩胡椒と砂糖を加えて肉とよく混ぜ合わせます。
野菜は皮の部分を軽く手でづぶします。塩50gに砂糖25gと胡椒を5g加えて肉に擦り込むように混ぜます。肉が乾かないようにラップして2時間冷蔵庫で寝かします。
加熱作業
牛肉を表面だけ焼く事で肉の旨味を内部に閉じ込めます。中までしっかり熱を通す事で旨味を引き立てる方法として出汁に漬け込みます。出汁につけず周りを焼き中身は生の状態を牛のタタキを呼びます。
肉と野菜をサッと洗い流します。野菜は出汁に入れて火をかけます。
ローストビーフの出汁 水1000cc 濃口醤油100cc みりん100cc
牛肉は洗い流したらよく水分を拭き取ります。フライパンに油をひき高熱で表面に焼き色が出るように一気に焼き上げます。
出汁が沸いたら火を弱めて10分煮詰めます。
火を止めて5分待ち、牛肉を入れて野菜を牛肉の周りに付着させます。温度で言えば75度ぐらいで良い感じに牛肉に熱が通り中身がロゼ色になります。出汁につけたら常温で出汁が冷めるまで置いておきます。牛肉にはしっかり味が乗りますが薄く感じる場合は出汁に醤油を加えてとろみをつけローストビーフソースを作ります。
個人的にはそのままマヨネーズをつけて食べるのがオススメですw
引きながら薄くスライスし並べます。お好みの付け合わせ野菜を一緒に盛り込んだら完成です。余ったローストビーフは出汁に戻して冷蔵庫で保管しましょう。
アレンジ
ローストビーフでアジアンサラダ
ライスペーパーを水で濡らしローストビーフスライスにして中央に並べます。
ローストビーフの真ん中にサラダ野菜を置きます。パクチーやからし菜などパンチのある野菜もオススメですが、今回はレタスと玉ねぎスライスにしました。
ローストビーフをグルッと巻き込み、ライスペーパーの巻き始めと終わりの部分をしっかり引っ付けて剥がれないようにします。真ん中を切って器に盛ったら完成です。
イタリアンドレッシングかシンプルに塩レモンやポン酢がオススメですね。