マグロ
マグロの由来
赤身魚の代表ですね、マグロは永遠に泳ぎ続ける魚です。
動き続けると筋肉は赤身を増します、
逆に鯛などのあんまり動かない魚は身が白いですね。
マグロは海外ではツナと呼ばれていますがツナは突進という意味です
マグロはどう言う意味?答えは真っ黒→マックロ→マグロになったそうです。
江戸時代の漁師が海面から見たマグロは背が真っ黒に見えたので
マックロと呼んだ事が由来です。
当店のマグロ解体ショー
サブちゃんの「まつり」を流しながら解体しましたw
①マグロの種類
マグロの代表的な種類として
「キハダマグロ」「メバチマグロ」「黒マグロ」
日本でよく見かけるマグロです。
キハダマグロはヒレの部分が黄色く黄肌マグロと書きます。
メバチマグロは目がぱっちりしているのでこの名がつきました。
黒マグロは上記にも書きましたが、背が黒っぽいので黒マグロです。
②マグロを解体すると
解体はサイズがデカイので5枚におろします。
背×2 腹×2 骨
背は全て赤身ですね、カマの横にある腹の部位が
カマトロと言って1番脂が乗っています。
左側の刺しが入っている部位が大トロ(脂たっぷり)
右下の部分が中トロ(程良い脂)
赤い部分が赤身です。(旨みがある)
中骨に引っ付いた身をスプーンでとったのが中落ち
(旨みを通り越してコクがあります)
目玉は周りを包丁で円を描くようにしてくり抜きます
(煮つけにします)
カマ塩焼きにします
(火が通らないので一度蒸してから焼きます)
頭にホホ肉と脳天と呼ばれる部位がありますが、
正に上質な肉のようなものでサッと炙って食べます。
マグロ尽くし盛り合わせ
③マグロの生息場所
マグロは全世界の海を自由に泳いでいる訳ではありません。
北半球に生息する黒マグロは赤道を越えず北半球内をグルグル回っています。
南半球に生息する黒マグロは同じく南半球内を回っており
インドマグロと呼ばれています。
キハダマグロとメバチマグロは主に赤道周辺に生息しています。
④サイズで呼び方が変わります
黒マグロは生魚になる前に名前を変えて登場します。
シンコマグロ→ヨコワマグロ→ひっさげマグロ→黒マグロ
シンコはマグロの子供ですね、
ヨコワは腕を横に輪っかの様にして持つサイズのマグロです
ひっさげは肩からひっさげて持つサイズのマグロです
生魚になると黒マグロとなります。
⑤びんちょうマグロ
地中海の暖かい海で生魚しているマグロです
身が柔らかくツナとして使われる事が多いです
黒マグロ、インド、キハダ、メバチ、びんちょうで
五大マグロと呼ばれています。